万が一のために、扉は外開きに!
ときどき扉が内開きのお家がありますが、最近は中で人が倒れた場合のことを考えて、外開きにする家庭がほとんどです。リフォームをする時に、一度検討しましょう。
ただし、トイレは廊下に面していることが多く、人の動線を考えないと外開きドアは事故の原因にもなりますので要注意です。
床はバリアフリーに!
歳を取ると家で過ごすことが多く、また、トイレに行く回数も増えてきます。
一日に何度も使うところなので、入口ドアの敷居などでつまづかないよう、バリアフリーにすることが望ましいです。
また、出入口やトイレ内の広さにある程度のゆとりを持たせておくと、車いすや介護が必要になった場合にも対応できます。
収納スペースを設ける
トイレットペーパーなど、トイレで必要なものは奥行きが17cm程度あれば充分収納できます。
壁の厚みを利用して、施工時に棚を埋め込み型にしておく方法もあります。中身はあまり見られたくないものなので、扉は付けるようにしましょう。また、入口のドアの上から天井までの空間や、タンクの上部に棚を造っておく方法もあります。
手すりの設置
今は手といすりが必要なくても、歳を取ると必要になってきます。後からでも取付られるように、工事会社さんにお願いしておきましょう。また、お年寄りがおられ手すりを取り付けられる場合は、身長によって力の入る高さが変わるので、実際に取付け高さを確認してから取付けした方がいいです。
トイレリフォームのポイント!