東大阪市・八尾市で注文住宅 スキップフロアの家

今回は「スキップフロアの家」をご提案

家族構成 主人32歳 妻30歳 長女5歳 長男2歳

スキップフロアのメリットは縦の空間を有効に使えることです。
間仕切り壁で室を仕切るわけではないので、開放感もあり採光も取り入れやすいのがいいですよね。

デメリットでは、空調の効率が悪くなることがよく言われますが、最近の建物は断熱性能が良くなっていますので、
そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

もう一つはバリアフリーではなくなること。
若い間は階段の段差はなんとも思いませんが、
高齢になると一般的な階段の勾配では上がるのがしんどくなるかも。
少し緩めの勾配で検討された方がいいです。

【こだわりのポイント】

今回の間取りはスキップフロアのご提案ですが、ライフスタイルや家族構成の変化によって、
暮らし方をかえれるように考えています。
これからの家づくりは「可変性のある間取り」が一般的になっていくのではないかと思います。

・玄関のSCは2WAY動線で、コートや帽子等を掛けるスペースを設けました。

・キッチンと洗面室と浴室を家事動線がスムーズになるように設置。

・洗面室は広めにとり、洗面台は二人が立てる大きさに。
タオルやパジャマ等を収納するスペース。
ドラム式洗濯機を作業のしやすい高さに。横にカゴを置けるスペースを設置。

・キッチン背面にカップボード兼パントリーを設けました。

・リビングを一段下がりにして上部をスキップフロアにして天井高さを確保。

・ダイニングから1.5階のスキップフロアに。「スタディースペース」・「ワークスペース」・「書斎」・「趣味」など
一つのスペースを家族で併用できるように。

・2階ホールを広くとり天候に関係なく洗濯物を干せるスペースを確保。

・2階に子供室と寝室をもうけ仕切り壁を可動収納ボックスで。

・2.5階の小屋裏スペースも有効利用。フリースペースとしておくことで、
子供が大きくなり物が増えてきた時の収納スペースとして使えます。

 

【可変性の考え】

・子供が乳幼児の時は、家事をしながら子供が遊んでいる様子が見えるように対面キッチンに
2階の子供室・寝室は仕切らずに1室にしておくことでフリースペースに。
寝る時は家族でゴロ寝。可動収納ボックスは建築時に造っておく。

・子供が学童期になると、宿題などを1.5階のスキップフロアのデスクで。
キッチンからも子供の姿が見えるので安心できる。
小学校までは一緒に寝るので2階は1室のまま。
子供の物が増えてくるので可動収納ボックスを割り当て、片付けをできるように。

・中学生になると個室を欲しがるようになると思うので、可動収納ボックスを間仕切りにして、
カーテンでホールと子供室・寝室を仕切る(パースの状態)

・子供が親元を離れるようになると、可動収納ボックスを壁側によせ、カーテンを取れば、
1室に戻すことができ、空間を好きな時に自由に変更できる。

・高齢になり夫婦二人なら、1階のリビングを寝室にすれば1階で全ての生活ができる。

家族が一緒に暮らす期間は20数年程度だと思います。
子供が独立し、夫婦だけの暮らしの方が子育て期間より、はるかに長い年月になります。

子供主役の間取りを考えるよりも、夫婦で楽しく暮らすことを大切に考えてください。

 

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