住宅のフロアを考える際に、どのようなフロアにするか迷いますよね。
特によく迷われるのがクッションフロアです。
クッションフロアはデメリットが多いと言われており、失敗の原因にもなります。
今回の記事ではクッションフロアのデメリットと向いている部屋についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□クッションフロアのデメリットとは?
クッションフロアにおけるデメリットは主に以下の3つです。
1.重い家具を置くとへこむ
クッションフロアはテーブルやソファ、椅子のような重い家具を置くとその重さのせいで床がへこんでしまいます。
一度へこみができてしまうと元に戻すのは難しいので、注意を払っておく必要があるでしょう。
2.耐久性が低い
クッションフロアはフローリングよりもリーズナブルな価格です。
そのため、性能としてもフローリングに劣り、黄ばみや変色が見られる可能性があります。
また、熱にも弱いです。
そのため、線香を落としたりした場合にも焦げ跡がついてしまう可能性があります。
3.湿気がたまりやすい
クッションフロアの素材は塩化ビニルというもので、通気性が悪いです。
そのため、定期的に換気をしないと結露が発生して、カビの原因になる可能性があります。
最近では、防カビ加工がされているクッションフロアもありますが、やはり水まわりでは注意をしておいた方が良いでしょう。
□クッションフロアが向いている部屋とは?
前章でクッションフロアのデメリットについてご紹介しましたが、クッションフロアが向いている部屋もあります。
*洗面所・トイレ
先ほど水まわりは注意が必要とご紹介しましたが、換気をするように注意しておけばクッションフロアを水まわりに用いても問題ありません。
洗面所やトイレは汚れや水滴がつきやすいため、掃除がしやすいクッションフロアを採用するのがおすすめです。
*ペットのいる部屋
クッションフロアであればペットの足腰に対しても優しく、汚れが拭き取りやすいため安心です。
表面が滑りにくくなっている加工がしてあるものを選ぶとなお良いでしょう。
*小さなお子様の部屋
お子さまが小さい場合には転んだりすることが多いですよね。
その際にもクッションフロアであれば、通常のフローリングよりも衝撃を吸収してくれるので安心です。
防水性、防汚性に優れるので食べこぼしも簡単にふき取れますよ。
□まとめ
今回はクッションフロアのデメリットと向いている部屋についてご紹介しました。
クッションフロアはさまざまなデメリットがありますが、簡単に対策できますし、それを守ればとても便利な床材です。
クッションフロアで迷われている方は、ぜひデメリットに対する対策を知ったうえで吟味してくださいね。