照明は、部屋を明るくさせるだけでなく、部屋の雰囲気も変えられます。
これから新築住宅を建てようとしている方は、照明までこだわって家づくりをしましょう。
今回は、ダウンライトなしでもおしゃれな部屋になる照明についてご紹介します。
□新築でダウンライトがなしの理由
ダウンライトとは天井に埋め込むタイプの照明のことです。
ダウンライトはおしゃれな空間にできる一方で、デメリットもあります。
新築でダウンライトを設置しない方が良い理由は3つあります。
1. まぶしい
ダウンライトは一点から光が放たれるため、直視してしまうととてもまぶしく感じます。
日中の生活では感じることが少ないかも知れませんが、寝るときに仰向けになるとよく分かるでしょう。
2. 初期コストの高さ
ダウンライトは、光を当てられる範囲が限られています。
そのため間接照明として使うのではなく、部屋全体を照らすのに使おうとすると、何個も設置しなければなりません。
また、設置する手間がかかるため、他の照明よりも価格が高くなります。
3. 維持コストの高さ
照明器具と電球が一体になっているダウンライトは、電球だけの交換ができないため業者に頼まなければなりません。
交換を頼むと1万円ほどかかりますが、自分でやると感電の恐れがあるため、しないようにしてください。
□おしゃれな照明
ダウンライト以外のおしゃれな照明を3つご紹介します。
1. シームレススリム
シームレススリムとは、細い照明のことです。
照明同士のつなぎ目が目立たないため、光が途切れることがなく一直線の光を出せます。
リビングに使うだけでなく、キッチンやダイニングの照明として使うのもおすすめです。
2. 間接照明
間接照明は、人を照らすものではなく、壁や天井を照らします。
雰囲気づくりのために間接照明が欲しい方はシングルラインがおすすめです。
空間になじませられるため、おしゃれな空間がつくれます。
一般的なシーリングライトやダウンライトなしで、間接照明だけの空間が欲しいという方は、ダブルラインの間接照明がおすすめです。
光が強いため、明るさをしっかり確保できます。
3. マリンランプ
マリンランプとは、もともと漁船で使われていた照明器具のことです。
そのため、耐久性や防水性を追求したデザインになっています。
屋内にも屋外にも付けられ、個性的でおしゃれな空間ができます。
□まとめ
今回は、新築住宅におすすめの照明についてご紹介しました。
ダウンライトは、ライト自体の主張が控えめなため空間を洗礼されたものにできますが、機能やコストの面でデメリットがあります。
ダウンライトなしでも、他の間接照明でおしゃれな空間をつくることは可能です。
間接照明も視野に入れて家づくりを進めましょう。