広い土地に家を建てたいけど、外構費用を抑えたいと考えているみなさん。
「せっかく広い土地を買ったのに、外構費用が高くて理想のデザインを実現できない…」
「安っぽくみえたり、機能性が損なわれたりしないか不安…」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
広い土地の外構は、家本体の建築費用とは別に、大きな費用がかかります。
この記事では、広い土地の外構費用を抑えながら、デザイン性や機能性を両立させるための具体的な方法を紹介します。
□外構費用はどんな要因で変わる?
広い土地の外構費用は、土地の広さや高低差などの要因によって大きく変わります。
費用を抑えるためには、土地選びの段階から外構費用を意識することが重要です。
1: 土地の広さ
土地が広いほど、外構工事にかかる費用も高くなります。
例えば、境界線をフェンスで囲む場合、必要なフェンスの長さが増えるため、費用も高くなります。
外構費用を抑えたい場合は、必要最低限の広さで、かつ、外構費用が抑えられる土地を選ぶようにしましょう。
2: 土地の高低差
土地に高低差があると、擁壁などの構造物が必要になる場合があり、費用が高くなります。
特に、法令で擁壁の設置が義務付けられている場合は、高額な費用がかかる可能性があります。
擁壁は、老朽化による補修費用も発生するため、長期的な視点で考えると、高低差のある土地は避けるべきです。
□外構工事の費用を抑える方法
土地選びの段階で費用を抑えるポイントを踏まえた上で、実際に外構工事を行う際に費用を抑える方法を5つご紹介します。
1: 門周りはオープン外構にする
門周りは、オープン外構にすることで、門や塀などの構造物にかかる費用を抑えられます。
オープン外構は、視覚的な開放感があり、スタイリッシュな印象を与えます。
また、植栽や照明などを効果的に配置することで、個性的な空間を演出することも可能です。
2: 玄関アプローチは、設置を見送る
玄関アプローチは、家の顔となる重要な部分ですが、費用を抑えるためには、設置自体を見送ることも検討しましょう。
土のままでは見た目が良くないため、飛石などを置くのがおすすめです。
飛石の配置や素材によって、個性的なアプローチを作ることができます。
3: 来客用駐車場は砕石で仕上げる
来客用の駐車スペースは、コンクリート舗装よりも、砕石で仕上げる方が費用を抑えられます。
砕石は、コンクリートと比べて施工費用が安く、自然な風合いも魅力です。
ただし、砕石は雑草が生えやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。
4: フェンスや塀は、デザインで工夫する
フェンスや塀は、デザインや素材によって費用が大きく変わります。
費用を抑えたい場合は、シンプルなデザインのフェンスや、安価な素材を使用することを検討しましょう。
例えば、金網フェンスや木製のフェンスは、コンクリート製のフェンスよりも安価です。
また、フェンスの一部を植栽で隠すことで、費用を抑えながらも、デザイン性を高めることができます。
□まとめ
広い土地の外構費用を抑えるためには、土地選びの段階から費用を意識することが重要です。
土地の広さや高低差は、外構費用に大きく影響するため、費用を抑えられる土地を選ぶようにしましょう。
また、外構工事を行う際には、オープン外構やDIYなど、費用を抑えながらもデザイン性や機能性を両立できる方法を検討しましょう。