間取りや生活スタイルに合う「折り返し階段」のメリット・デメリット

新築やリフォームでこだわりの階段を取り入れたいと考えているみなさん。
「折り返し階段」という言葉を耳にしたことはありますか。
「折り返し階段」は、その名の通り階段が途中で折り返すタイプの階段です。
間取り図で見ると「コの字」型に見えるのが特徴で、おしゃれなだけでなく、安全性や使いやすさなど、さまざまなメリットも持ち合わせています。

今回は、「折り返し階段」の特徴やメリット・デメリット、設置する際のポイントを解説することで、みなさんが理想の階段を選べるようにサポートします。

折り返し階段ってどんな階段?

「折り返し階段」は、階段の途中に踊り場を設け、180度折り返すタイプの階段です。

1: 安全性の向上

踊り場があることで、万が一階段を踏み外してしまった場合でも、一気に階段下まで落ちてしまうリスクを軽減できます。
小さなお子さんや高齢の方がいる家庭にとって、安全性の高い階段と言えるでしょう。

2: 勾配の緩和

直階段と比べて、勾配を緩やかにすることができます。
そのため、昇降時の負担を軽減し、足の不自由な方や高齢の方でも楽に上り下りできます。

3: スペースの有効活用

踊り場を広くすることで、中2階として活用することも可能です。
書斎や寝室、子供部屋など、さまざまな用途に利用できます。

折り返し階段のメリット・デメリット

「折り返し階段」には、魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在します。

メリット

1: 安全性

踊り場があることで、階段を踏み外した場合でも、下まで落下するリスクを軽減できます。
小さなお子さんや高齢の方がいる家庭にとって安心です。

2: デザイン性

直階段に比べて、個性的な空間を演出できます。

3: スペースの有効活用

踊り場をリビングや書斎、子供部屋など、さまざまな用途に活用できます。

4: 勾配の緩和

直階段よりも勾配を緩やかにできるので、昇降時の負担が軽減されます。

デメリット

1: コスト

直階段よりも、段数が多い分、材料費や施工費が高くなる傾向があります。

2: スペース

踊り場を設けるため、直階段よりも設置スペースが必要になります。

3: 採光

踊り場があることで、階段部分の採光が遮られる可能性があります。

まとめ

「折り返し階段」は、安全性、デザイン性、スペースの有効活用など、多くのメリットを持つ一方で、コストやスペースの制約といったデメリットも存在します。
みなさんの生活スタイルや間取り、予算などを考慮して、メリットとデメリットを比較検討し、最適な階段を選んでください。
この記事が、みなさんの階段選びの参考になれば幸いです。

間取りや生活スタイルに合う「折り返し階段」のメリット・デメリット
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