家づくりをする際に、希望を詰め込みすぎて費用がどんどん高くなってしまったとお悩みの方も多くいらっしゃいます。
予算オーバーのまま進めてしまうと、将来が不安ですよね。
そのような場合はコストダウンをするのがおすすめですが、その際にはいくつかの注意点があります。
そこで今回は、予算オーバーしたときの対処法と、注意点について解説します。
□家づくりで予算オーバーした時の対処法
予算内に収めようとしていても、予算を超えてしまうことは珍しくありません。
予算オーバーした時のコストダウンの方法を紹介します。
1.延べ床面積を減らす
延べ床面積が大きいほど、その分建築費もあがります。
敷地面積に余裕があるのであれば、3階建てを2階建てにしたり、不要な部屋を無くして庭にしたりすることでコストを抑えられます。
2.2階建てのシンプルな家にする
面積が同じ家の場合は平屋よりも2階建ての方が、建築費が安くなります。
また、建物はシンプルな四角い家であるとコストが抑えられるため、シンプルな外観にするとよいでしょう。
3.仕切りを減らし、間取りをシンプルにする
例えば、書斎で1部屋確保するのではなく、リビングの中にワークスペースを作ると間取りがシンプルになります。
また、子供部屋は使用期間が短いため、必要な時期だけ仕切って利用することをおすすめします。
□コストダウンする場合の注意点
先ほど、家づくりで予算オーバーした場合のコストダウンの方法を紹介しました。
しかし予算を削りすぎてしまうと、後悔してしまうこともあるため注意点を押さえておきましょう。
・優先度が高い要望をあきらめたとき
家づくりの際には多くの要望がありますが、優先度の高いものと低いものがありますよね。
予算のために優先度の高い要望をあきらめてしまうと、後悔し続けてしまうかもしれません。
長く住み続ける家ですから、叶えたい希望は実現しましょう。
・屋根、外壁のグレードを下げたとき
屋根や外壁は使用する素材により雰囲気が変わるうえに、メンテナンスを必要とする周期も異なります。
値段を下げるためにグレードを下げてしまうと、メンテナンスの回数が増えて不満に感じてしまうこともあるかもしれません。
□まとめ
家づくりで予算がオーバーした際の対処法を、3つご紹介しました。
延べ床面積を減らす、2階建てのシンプルな家にする、仕切りを減らして間取りをシンプルにすることでコストを抑えられます。
しかし、予算に縛られ過ぎてしまうと後悔することもあります。
せっかくの家づくりですから、優先度の高い希望はぜひ実現してくださいね。
家づくりの際に予算オーバーしたら?対処法を注意点を解説!