キッチンリフォームをしようか迷っているものの、流れや注意すべきポイントがよく分からず、お困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、キッチンリフォームの流れとリフォームの際に気を付けるべきことについてご紹介します。
□キッチンリフォームの流れについて
1.リフォームの情報収集
どのような目的でリフォームするのかはっきりさせたうえで、条件に合ったリフォーム会社を選びます。
2.プランの相談・現場調査・打ち合わせ
レイアウト・収納・デザイン・機能性などに基づいてリフォームプランを決めます。
まずは、ショールームで希望のキッチンリフォームや予算について、アドバイザーとしっかり話し合うことが大切です。
ある程度プランが固まったら現場調査を行い、プラン通りのリフォームが可能かどうかを判断します。
3.プランと予算の確認
現場調査の結果を踏まえたうえで、見積書と細かなリフォームプランを作成します。
自分の希望通りのリフォームになっているか再確認し、問題がある点は再度打ち合わせをして再提出します。
見積もりが予算を超えていた場合は、こだわりたいポイントを絞って工事依頼するようにしましょう。
ただし、使用する素材の質を落として工事すると、何年後かに再度リフォームが必要になり、最終的な費用が割高になることがあるため注意が必要です。
4.契約
トラブルを防ぐため、契約する前は契約内容をしっかり確認するようにしましょう。
5.リフォーム工事の開始
工事中は騒音が起こり、多少なりとも近隣の方に迷惑をかけることになるため、工事が始まる前に近隣の方に挨拶しておくようにします。
6.完成・引き渡し
引き渡しの前に担当者と確認作業を行います。
引き渡し前に不備はないか、隅々まで確認しておきましょう。
□キッチンリフォームに関する注意点について
*キッチンの広さを把握しておく
キッチンのサイズが合わないと、どんなに気に入ったデザインのものがあったとしても、設置できなくなってしまいます。
したがって、まずキッチンはどのくらいの広さまでのものであれば設置可能なのかを把握しておくようにしましょう。
そのうえで、実際にキッチンで作業する際のスペースをはじめ、具体的なことについて検討します。
*現在使用している調理器具のサイズも確認する
キッチンのサイズを確認するのは勿論のこと、忘れがちなのがキッチンに置く調理器具や家電のサイズの確認です。
新しいキッチンを設置できても、サイズや収納スペースが足りないと、これまで使用していた調理器具を収納できない可能性も出てきます。
事前にサイズを測定したり写真を撮ったりしておくと、打ち合わせをスムーズに進められます。
*購入するものの目星をある程度付けておく
購入するものをある程度決めておかないと、いざ買い物に行ったときにあれもこれもと欲しくなってしまい、物が増えてしまいがちです。
工事の打ち合わせやショールーム見学では、その場の雰囲気に流されず、「購入しても設置可能なのか」「本当に必要なものなのか」などについて、冷静に考えたうえで購入の判断をするようにしましょう。
□まとめ
キッチンリフォームの際は、キッチンや調理器具、家電の大きさをあらかじめ把握しておくようにしましょう。
気に入ったものがあっても、入らなければ設置できません。
また、買い物に行く前には、不必要なものをその場の雰囲気にのまれて購入してしまわないように、あらかじめ買うものを決めておくようにします。